22日夕、ツィンバロンのコンサートに行ってきました!

夕方から、コンサートに行ってきました。
斉藤浩
~ツィンバロンの魅力、その民族性と現代性~
@ザコンサートホール電気文化会館
2011年4月22日(金)19:00開演
ツィンバロンのコンサートに、友人S村と行ってきました。
ツィンバロンとは、ハンガリーの民族楽器で、ピアノのように何本も張った弦をばちでたたいて鳴らす楽器です。
オーケストラ曲では、コダーイの「ハーリヤーノシュ」に使われているのが有名ですね。
昔のペルシャ辺りに起源を持ち、西へ伝わったのがツィンバロン、あるいはダルシマー、東へ伝わったのが、サントゥール、あるいは中国では楊琴(ヤンチン)だったりします。
ハンガリーに伝わったツィンバロンをナマで見るのは初めて。思ったより大型な楽器。ピアノに近い印象でした。
ピアノと同じようなダンパーペダルもついていて、ああ、西洋化されてるんだなー、と思いました。
しかし、ピアノ程の無個性化はされていなく、表現の幅はとても広いようでした。
ばちを変えて音色の違いをデモンストレーションしてくれたり、ちょっとしたレクチャーコンサートっぽい部分もあって、楽しめました。余韻の響きがとても心地よく、奏者もその部分をすごく伝えようとしているようでした。
曲目は現代作品が半分以上だったかな?
西村朗作曲の本邦初演曲もあったりして、新しい響きと懐かしい響きが混然一体、魅力たっぷりのコンサートでした。空席がとても多かったのがもったいない!もっとたくさんの人に知ってほしい気がしました。

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