今年もケチャまつりに参加してきました

【芸能山城組第36回ケチャまつり】@新宿三井ビル55ひろば
今年もまつり仲間として参加してきました。しかし、今回は残念ながら都合により、最終日を待たず、3日目の撤収終了後離脱。土曜日の大宴会でひと言ご挨拶をさせていただいたのち、愛知に帰ってきました。
2011年8月4日(木)【ケチャまつり初日】
早朝自宅を出発。今回は友人S村も一緒です。ただし、まつり参加はワタシのみ…。7:10名古屋駅前名鉄バスセンターから高速バス乗車。ほぼ定刻の13:20頃、新宿西口。UFJ前で下車。一旦宿へ行きましたが、チェックイン時間前なので手続だけして荷物預け。お昼がまだだったので、近くの大戸屋へ。食後、14:00過ぎに宿に行き、改めて部屋へ荷物を。バスの長時間乗車で疲れて一休みしていたらいつの間にか15:00過ぎ。組員のM先生からお電話が…。どうにか15:30頃に会場入り。15:00に初日最初の演目が始まったばかりというところでした。初めはつくば屋さんのお手伝い。途中、楽器移動のお手伝いなどなど。
ケチャは20:00頃から。今回は事前の稽古に一度も来れなかったのでちょっと心配でしたが、始まってしまったらほぼすべて思い出せるので不思議です。初日の場所は城門に向かって左の外周。最後の陣立てでは、お客さんの方を向きます。円陣でワタシの前は組員さんの小学生の息子さん。動きをサポートしてってことで。一度も稽古に参加していないワタシにもそんなことが任されてしまう、恐るべし山城組…w。
ケチャ終了後はまつり初日としても終演。撤収作業です。店をたたみ、楽器を控室にひっこめ…。22:30頃解散。コンビニで買い出しして宿に戻り、先に宿に戻っていたS村と軽~く晩酌。あっという間に0:00を過ぎ、就寝です。
8月5日(金)【ケチャまつり2日目】
S村は早朝から皇居ランへ出発。西新宿の宿からの往復も含め15キロくらい走って7:30過ぎに戻ってきました。前日に買いだしてあった食材で朝食を食べ、交代でシャワーを浴びてから、ワタシの方はまつり会場へ。9:00の集合時間ぎりぎり会場入りでした。午前中の会場設営はジェゴグの楽器出しから。ジェゴグとはバリ島の竹製打楽器。大小さまざまですが、一番大きいものは枠だけでも男性6~8人くらいで運びます。11:45旗揚げ。山城組ではケチャ旗と呼んでいる、バリ島風の先が細くなって風にひらひら、あの涼しげな旗を一斉に立てて準備完了の合図を会場全体、すでに来場しているお客様にも示すのです。

そして、12:00におまつり開始。ジェゴグの演奏スタート。広場では様々な演目が次々繰り広げられます。福島いわきのじゃんがら念仏踊り、岩手盛岡のさんさ踊りなど、被災地にゆかりの演目も。ワタシはこの日も初めはつくば屋さんのお手伝い。いつもの益子焼、杉線香に竹細工などのほか、今回は東の大震災で被災した陸前高田の醸造業者さん「八木澤商店」のお醤油、だしツユ、お味噌も販売。被災地支援、復興支援にも協力です。途中からは風鈴屋さんも出しました。大幅値引き販売でちょくちょく売れます。節電効果もあるのでしょうか。17:30頃幕あいの大道芸、蝦蟇の油売り。蝦蟇役を今回も仰せつかりました。
ケチャはやはり20:00から。ワタシの位置は前日とほぼ同じでしたが、ワタシのすぐ前は今度は学生さんの初心者の人。やはり要サポートです。ケチャ終了で2日目も終了。そして撤収作業は前日とほぼ同じ。前日同様解散後、ローソンでお買いもの。宿に戻り軽い晩酌。S村は今日はお昼過ぎころからずーっとお祭り会場で参加型演目、アンクルン演奏体験、シャボン玉作り、などに参加しながら、楽しんでいてくれたようです。どーせならケチャにも参加しろよーw。
8月6日(土)【ケチャまつり3日目】
ワタシにとっては最終日です。しかし、もう宿に戻れないので、荷造りなどしていたらいつの間にか時間が過ぎ、
結局集合時間を大幅に過ぎて9:45頃会場入り。すでに最初の休憩に入るという状態でした。とにかく準備作業に合流。今日はケチ屋も出すということで、風鈴屋と掛け持ち準備。ケチ屋というのは、不用品バザーのような感じで、
主として組員さんが出し合った品々を店先に並べ、お客さんと値段交渉をして買っていただくというもの。しかも基本は言い値。最悪0円でもかまわないという、とんでもない出店。店名はお察しの通り、ケチャのもじり…。準備作業は不慣れで手間取っていると、組員さんや若いまつり仲間が何人か手伝ってくれて、どうにかまつり開始までには格好がつきました。
前日同様、11:45旗揚げ。12:00まつり開始でジェゴグ演奏スタートです。ワタシも今回は昼過ぎと夕方の2度、蝦蟇役を。それから17:00からのグルジア男声合唱にも末席に並びました。18:30からの定番大道芸バナナのたたき売りで、バナナマン登場時の合唱隊にも。20:00からのケチャはワタシにとっては今年最後のケチャ。もちろん感傷に浸っている間はありません。今日も初心者の学生さんサポートです。最後の陣立てでは、お客さんに向かって一瞬だけ最前列。途中いろいろと小さな事故もあったようでしたが、3日目のケチャも終わり、まつり3日目も終了。そして撤収作業。土曜日のこの日は例年通り中締め大宴会が21:30から予定されているので、撤収作業も急ピッチ。途中で雨もぱらついて、大急ぎ。結果的には目標の21:30にはほとんど完了。その時点で、すでに会場で待ってくれているS村とともに会場を離れるつもりでしたが、何人かの組員さんから、乾杯だけでもして挨拶をしてから帰れと誘われ、お言葉に甘えることに。その際には、今回で12回目の参加。今年が第36回ということなので、もうケチャまつりの3分の一に参加させていただいたと話したらちょっと受けました。感謝と再会のご挨拶の後、バナナマンのようにかっこよくシュタッと消えたつもりでしたが、どう見えたでしょうか?
帰り際、いつもつくば屋さんを担当している組員のIさんから、例のお醤油とおうどんをいただきました。お醤油買うつもりだったのに、と言ってもいいからいいからと…。会場奥のトイレで汗だくの服を着替え、ずっと待っていてくれたS村と会場を後に。一旦宿泊地の近くまで行き、うどん屋で食事と軽飲み。S村は宿に預けた荷物を取りに、ワタシはローソンで最後のお買いもの。そして、新宿西口の高速バス乗り場へ。
23:00発の夜行バス、名残りを惜しむように少し出発時間が遅れましたが、無事出発し、ワタシのケチャまつりも終わりました。来年も参加できますように…。

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