11日、音楽表現力UP講座

午後から音楽表現力UP講座。
ワタシがメイン講師としてお招きいただいている講座でした。
2014年7月11日(第2金曜)
【音楽表現力UP講座(第3講座#5=グループ指導)】
14:00~15:00、参加=6名
譜面作成から自力でやってみたいという心がけ自体は悪くありません。
与えられたものをただ読むだけでなく、
自力で作ってみることで理解度も格段に上がることもあり得ます。
しかし、グループ練習の場で、
未完成状態の楽譜を「とにかくやってみよう」というのはあまりにも危険です。
グループの構成員の全員がある程度の熟練者であれば、
ちょっとしたミスなども見抜きながら、
譜面も演奏面も完成度をあげていくことも可能かもしれませんが、
実際には譜面を作成した本人も含めて、
ミスなのかどうかわからないという状態。
変だな?と思っても、楽譜のせいなのか、演奏レベルの問題なのか、
はたまた、そのときたまたま間違えただけなのか?
原因追究すらままならない、混乱が深まるばかりというのが実情ではないでしょうか?
音楽をより理解するためにも、譜面作りは続けていただいて構いませんが、
皆で使う譜面は、それなりの意図をもって作成された、ある程度の完成品であることが必要です。
…以上です。

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