17日、葬儀のお仕事とオカリナ~モ・アドヴァンス

昨日ご依頼のあった葬儀の仕事に西尾まで行ってきました。
葬儀のお仕事はいつも急に入ります。当然といえば当然。
急なご依頼にいかに対応できるかが勝負です。
11:30入り、12:00から演奏開始、終了は13:30頃でしたので、
それから帰る途中でちょっと遅めのお昼をコンビニで買ったぶっ掛けそばで済ませ、
給油してから帰宅したらもう16:00近く。
17:00過ぎに家を出て、いつものお散歩コースを早足で回り、いったん戻って荷物を抱え、アドヴァンス会場の岩倉生涯へ向かいました。お夕食はアドヴァンス終了後、自宅に戻ってから、きしめんと生野菜、デザートになぜかカマンベールチーズを…。
【葬儀献奏(チェロ独奏)】@西尾サイレンスホール
11:30入り、12:00~12:30、開式前の演奏
13:00過ぎ~13:30頃、お別れの演奏
リクエスト曲=第9交響曲より、夏の思い出、ゆりかごの歌等
 事前の確認では特にリクエスト曲はないということでしたが、現場に行ってみると、故人は亡くなる直前まで第9を歌う会に参加して歌っていた。最後のお別れのときに、第9のメロディーを一節お願いしたい。というお話。思い出の品として、第9の楽譜を棺に納めたという…。
 依頼のときにその話を聞いていたら楽譜用意できたのに~…え?棺に楽譜を?それがあれば要望に添える!式場スタッフから、ご遺族にお願いして、 OK!そして、棺から掘り出した楽譜をお借りして、がんがん弾きまくったのでした。
O Freunde! Nicht diese Toene…
…葬儀のお仕事はご遺族に喜んでいただくのがメインではありますが、式場スタッフに融通の利くところを見てもらって、おお!と思っていただくのも重要なのです。今回もどうにか両方を満たせたでしょうか。
【オカリナ~モ・アドヴァンス】@岩倉生涯学習センター
18:00~19:00、2~5名
アイネクライネ第2楽章
 補講のような形で少し早めに集まっていただきました。音楽の表現方法を少し詳しく解説できればと思っています。
19:00~20:30、6名
アイネクライネ第2楽章、レスピーギ第2&第4楽章
 スタッカートは次の音との間を切り離す…音楽は時間とともに進行するので、間を空けるとは、空白の時間を作ること。休符を間に入れるのと同じことになりますが、しかし、休符で書くときとは微妙なニュアンスの違いが生まれます。間を取るといっても、日本の伝統音楽や伝統芸能における「間」とは似て非なるもの。西洋音楽の数学的な割り切りと微妙な揺れとを行き来する感覚です。レスピーギはテンポの変化をもっと共有したいですね。指揮なしでもアンサンブルを合わせたいです。

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